はじめまして皆さん。
電気通信大学ロボメカ工房のフジエダと申します。
チームでは、主に電装・プログラミングを担当しております。
プログラミングといってもまだまだ初心者ですので、あれこれ勉強しながらがんばっていきます。
さて、今日は完成したSPICY BERRY+ の電装について書きたいと思います。
<信号線編>
まず後ろから見た図をご覧ください↓。

SPICY BERRY+では、腕部・腰部・脚部と系統を分けており、それぞれの信号線を上図のように配置したハブに一度集約させています。
↓がそれらハブの拡大図です。

腕部ハブです。

脚部ハブです。

腰部ハブと、右に見えるのがマイコンボードのRE00Vです。
この腰部ハブは、足ヨー軸(右・左)と腰ヨー軸の3つのサーボ モーターの信号線を集約する役割のハブAと、すでに集約した腕部・脚部・腰部のそれぞれの系統の信号線をさらに集約する役割のハブBの2種類がついています。
ハブBには、それぞれの系統から信号線が1本ずつ入ってきています。
ですので、最終的にはハブBから右のRE00Vに信号線を1本伸ばせば、全てのサーボに信号を送ることが可能です。
サーボからの配線をマイコンボードまで持って行く際に、腰ヨー軸や足ヨー軸など、可動範囲が大きいジョイント部分を通さなければならないことは避けられないことですが、この「通さなければならない」配線の本数が少なくて済むということが良いですね。
<電源線編>
今回のSPICY BERRY+ では、サーボ用電源とマイコン用電源を分けてみました。

サーボ用としては、やはりパワーがある方がいいので、
THUNDER POWER 3900mAh 7.4V
を使用しています。
スイッチもサーボ用のものは10A 250V ACという値のもの、配線材は小型電気機器にも使えるものを使用し、なるべく電流を流せるものを選びました。


サーボ用電源の電圧は、この配線材を通り、上で紹介した各ハブに供給され、そこからさらに各サーボに供給されます。

配線材は、上図のようにコネクタを介してハブに取り付けました。
ここでコネクタを使用してるのは、メンテナンス性を向上させるためです。
サーボのメンテナンスなどで分解しなければならない時でも、このコネクタを外せば簡単にバラすことができます。
せっかくパワーのある電池を使っているのに、これでは電圧が降下してしまうのでは?と思う方もいらっしゃると思うのですが、サーボに供給される電圧の効率とメンテナンス性を天秤にかけて考えた結果、このような解に至りました。
以上が今回の電装における工夫点です。
前回のSPICY BERRY と比べ、今回は電装をスッキリさせることに成功しました。
ただ配線や半田づけの技術ばかり向上しているので、今度はプログラムの勉強をがんばります。